2020-06-12 第201回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
同時に、委員御指摘のとおり、米軍からは、赤土流出防止対策として土のうやシルトフェンスの設置、定期的な雨水のサンプリングを行うことを含めた工事概要の説明を受け、この旨は伊江村に対して情報提供を行っているところでございます。その上で、五月八日には、防衛省といたしまして、伊江村の関係者とともに飛行場の中に立ち入って現場の確認を行っているところでございます。
同時に、委員御指摘のとおり、米軍からは、赤土流出防止対策として土のうやシルトフェンスの設置、定期的な雨水のサンプリングを行うことを含めた工事概要の説明を受け、この旨は伊江村に対して情報提供を行っているところでございます。その上で、五月八日には、防衛省といたしまして、伊江村の関係者とともに飛行場の中に立ち入って現場の確認を行っているところでございます。
しかし、実際は、環境省が国の法令に限定されると環境規制を狭く解釈して、県赤土条例の情報提供は拒んでおり、基地内外の環境を守るという日米共同発表やJEGS本来の趣旨が大きく損なわれています。 沖縄県の赤土等流出防止条例は、日本国憲法第九十四条、地方自治法第一条の二、環境基本法第七条や第三十六条に基づくものです。
伊江島補助飛行場における米軍の滑走路改修工事に関連して、前回の委員会では、米軍基地内に適用されるJEGSには沖縄県赤土等流出防止条例が反映されていないことが環境省によって示されました。しかし、外務省は在日米軍基地にも属地的には国内法が適用されていると答弁しており、沖縄県赤土等流出防止条例も属地的には在沖米軍基地に適用されています。
島嶼県である沖縄県では、サンゴ礁の美しい海を諸開発に伴う赤土等の流出による汚染から守るために、一九九四年十月に県赤土等流出防止条例が制定されました。条例は、第一条の目的で、良好な生活環境の確保を資することを目的とすると明記しています。
○伊波洋一君 環境省は先ほど、何度も述べておりますけれども、沖縄県赤土等流出防止条例が環境に関する国内法令であることは認めているのですから、JEGSに反映されていないのならJEGSに反映されるよう提起するのが役割です。 本日のやり取りで、環境省水・大気環境局が法的根拠の疑わしい独自の判断基準で沖縄県赤土等流出防止条例の情報を米側に提供していないことが明らかになっています。
委員から御指摘ございました沖縄県の赤土等流出防止条例でございますが、第一条の目的におきまして、赤土等の流出による公共用水域の水質の汚濁の防止を図り、もって良好な生活環境の確保に資することを目的とすると規定をいたしまして、赤土等の流出防止のための必要な措置や基準、届出等が定められているものと承知しております。
沖縄では、一千平方メートル以上の土地に対して事業行為を行う者には、沖縄県赤土等流出防止条例に基づく届出、通知の義務があります。本件工事において、米軍から沖縄県に対して赤土防止条例に基づく届出がなされていますでしょうか。
今回の赤土条例も、まさに環境の問題なんです。県の赤土防止条例も日米の法令に含まれると考えられますが、米海兵隊による伊江島補助飛行場改修について、現段階で県に対する届出がないのは赤土防止条例違反ではありませんか。
むしろ、滑走路補修工事周辺に赤土が積まれていて、それが流出したら伊江島の海が汚されてしまうという不安が議会に伝えられ、議会の側から視察しに行こうということで、米側が議会やそういうものを認めたということになっているそうですが、ただ、防衛局は何で沖縄県にはそういう情報提供をしなかったんですか。
で、私たちが昨日、いや、皆さんが赤土防止条例で出しているのは四千五百平米の保全だと、なっているよと、それで初めて四千五百ということで今の答弁になっているわけですけれども。 やはり、本当に七千三百を保全するというからには普通、緑のまま保全するのが普通で、そのそばには周りの柵があってしかるべきではないですか。それを、四千五百保全して、あと、足したあれは何もない空き地だと。
○国務大臣(河野太郎君) 御指摘の沖縄県赤土等流出防止条例により提出した事業行為通知書における約四千五百平米の範囲は、保全範囲として造成工事の対象外とする範囲を示しているものであります。 具体的には、ウタキ、拝所及び自然環境の保護に必要な範囲として約四千五百平米の保全範囲を計画するとともに、その周囲に緩衝地帯を設け、柵で囲み保護することとしており、その面積は約七千三百平米となっております。
建設現場では、条例に反して赤土が流出している疑いがあり、K4護岸付近から汚水が漏れ出している様子を市民団体はドローン撮影で確認しています。 今、市民は、そしてメディアによって確認することができることが一切できなくなるんですよ。許可、全部この同意は米軍と自衛隊がそれを判断するわけですから、できなくなります。沖縄国際大学に米軍ヘリが激突をしました。基地から二百メートルです。
赤土が漏れていることを知ることができないんですよ。それをさせなくする。まさにドローン目隠し法案、まさに米軍ブラックボックス化法案、米軍、自衛隊隠蔽法案だと思います。知ることができなくなるんですよ。 で、許可というか同意についてお聞きをいたします。自衛隊、米軍の同意がなければ飛ばすことができない。この同意は処分性がある、行政処分として争えるということでよろしいですね。
ダンプに積み込まれている土砂はどう見ても赤土、土砂投入による海水の濁りは汚濁防止膜を越えて広がっているということも映像によって明らかなんですよ。 この法案によってこうした都合の悪い事実を日本政府がアメリカ軍と一緒になって覆い隠そうとしているんじゃないのかと、こう言われても仕方がないような法案だと思うんですけど、大臣、いかがでしょうか。
草地の整備も行っているわけでありますけれども、やはり所によっては赤土の流出、あるいは家畜ふん尿の流出ということがあろうかと思います。
近年、生息地の周辺では赤土流入等により個体数の減少が懸念されており、地元の保全団体が環境の整備や普及教育活動、生息状況調査を実施しているところでございます。 環境省といたしましては、今の御指摘を踏まえまして、現場を管轄している沖縄奄美自然環境事務所から職員を派遣して現地調査を行い、必要に応じて沖縄県及び久米島町に協力を要請し、生息環境の改善方策を考えてまいります。
今から七、八年前になるんですが、クメジマボタルの生息が脅かされているということで、お手元の二枚目以降の資料の著者でありますホタル館の佐藤館長御夫妻にお声掛けをいただきまして調査を行ったところ、赤土が生息地の川に流れ込んでいるということでありました。
建設現場では県条例に反して赤土が流出している疑いがある。「K4」護岸付近から汚水が漏れ出している様子を市民団体がドローン撮影で確認している。 東村高江での米軍ヘリ炎上事故ではドローン撮影によって事故直後の状況が明らかになった。ドローン撮影を封じれば工事の進捗や基地建設による環境破壊などの実態を隠すことになる。
○篠原(豪)委員 今、新聞社の、あるいは報道の、実際見ますと、辺野古はこれぐらい埋め立てられています、これは赤土じゃない、岩ズリじゃないとかいろいろやっていますけれども。それで、あの映像は、国民の皆さんにとっては極めて関心の高い絵です。本当に報道が求められる、そういったものであります。それを今何でやっているかというと、ドローンでやっているんです。書いていますから、ドローンによりと書いてある。
海域独自の方法でゾーニングを行う必要があり、例えば、水とともに移動しやすい赤土や農薬、食害生物の大発生に備えるためには、広目のバッファーゾーン、緩衝地帯の設定が必要であるなどの指摘もあります。 本法律案による沖合海底自然環境保全地域のゾーニングは、沖合海底特別地区及び沖合海底自然環境保全地域の区域のうち沖合海底特別地区に含まれない区域という二つのみであります。
○森ゆうこ君 赤土の認識について認識が違うと思うんですけれども、赤土混入疑惑について。 もう安倍総理も防衛大臣も、辺野古のあの土砂投入現場には行っていないという誠に不誠実な対応だということはよく分かりましたけれども、官房長官は、今回は行かなかったけれども、土砂投入現場はその前に行かれたんですか。現場を御覧になりましたか。
○国務大臣(岩屋毅君) 赤土につきましては、沖縄防衛局は、沖縄県の赤土等流出防止条例に基づいて適切な対策を講じることとしており、三月七日、沖縄県に対し、この条例に基づく事業行為通知を行ってその内容を示しておりますが、県から対策に問題があるとの指摘はございません。
(資料提示)この写真のとおり、やっぱり赤土混入疑惑があるんですよ。どう誰が見ても赤土でしょうと私は申し上げました。そのときの防衛省の担当者は一応岩ズリですというふうに言っておりましたけれども、これは赤土なんですよ、赤土なんですよ。(発言する者あり)だから、現場見てそう思ったんですから。どうですか。
○政府参考人(辰己昌良君) 一月三十日に赤土等流出防止対策について沖縄防衛局が県による立入りの要請に応じており、その日に県の職員による現場への立入り及び現状確認が行われておりますが、特に指摘等は受けておらないという報告を受けております。
○田村智子君 いや、私も赤土広がっているというふうに思いましたよ。これ、見解の相違。だから、表現が適切ではないと書いてあるじゃないですか。事実誤認なんですか、これ。
○国務大臣(菅義偉君) 埋立ての現場では、これ、今、赤土が広がっておりますという記者の発言については、現場では埋立区域外の水域への汚濁防止措置を講じた上で工事を行っております。あたかも現場で赤土による汚濁が広がっているかのような誤った事実認識を拡散されることになるんじゃないでしょうか。
○田村智子君 いつもはコメントをしませんという短い答弁が多いんですけど、これだけ長く答弁いただいたので質問時間がなくなってしまったので、予算委員会でまた取り上げたいと思うんですけれども、今挙げた事実の中に、申入れの根拠になった沖縄の例の土砂投入が赤土ではないのかということはお触れにならないんですね。私、それらの問題についても是非取り上げて質問したいと思います。
○杉尾秀哉君 今、事実に基づかないという発言が幾つかありましたけれども、この文書が出された発端は、この二日前ですね、東京新聞の記者が、辺野古の埋立てに関して、現場で赤土が広がっていると、こういうふうに指摘したことでございます。 この文書の中でも事実に反するというふうに断定しておりますけれども、それで本当にいいんでしょうか。
○国務大臣(菅義偉君) 三点ありまして、埋立工事に関しては、沖縄県に提出した事業行為通知書に記載されている赤土等流出防止策を実施をして、埋立ての外周を閉鎖的な護岸工事によって水域をつくり、その中へ埋立材を投入する工法により埋立てがなされております。ですから、外海に対して水の濁りはありませんし、赤土による影響は確認されていない、これモニタリングを行っています。
それから、赤土については、沖縄県さんも問題がないというふうに言っていただいているというふうに思います。 岩ズリの性状に関しては、沖縄県さんが立入調査をしたいというお話がございましたけれども、私ども、これまで何度もしっかりと中身を確認しております。
少し長くなりますけれども、ちょっと述べさせていただきたいんですが、昭和二十一年、一九四六年に、切り通しの道となっていた岩宿遺跡を通りかかった相沢忠洋さんという方が、切り通しで露出していた赤土、これは関東ローム層になりますが、ここから石器を発見したのが発端です。相沢氏はその後も赤土の中から次々と石器を発見しましたが、しかし、土器が伴うことはありませんでした。
では、締め切ったところだったら何でもいいんだということに関して、締め切ったところであれば赤土の割合が多くても大丈夫だよという実証実験や、あるいは論文等があるのか。私はないと思いますよ、そういうものは。大臣、いかがですか。
例えば、じゃ赤土のことについて、この前、本多議員の質問に対して、いや、沖縄県に立入調査をさせたよ、問題なかった、何も沖縄県は言わなかったよというふうに岩屋大臣はおっしゃられた。
赤土」と呼ぶ)いいですか。はい。 赤土については、これも何度も申し上げておりますように、一月三十日に沖縄県の調査を受けまして、問題はないというふうに言われております。 今、立入検査を求められている事柄につきましては、どういう理由で必要なんでしょうかという照会をさせていただいておりますが、まだお返事はいただいておらないということでございます。
また、沖縄県の赤土等流出防止条例に基づきまして、県に提出した事業行為通知書に記載しております赤土等流出防止対策を実施して工事を進めているところでございまして、埋立予定地の外海の水の濁りのモニタリングにおいては、埋立材による水の濁りの影響は確認されておりません。 そして、一月三十日に沖縄県の職員による現場への立入り及び現状確認が行われておりますが、そのときに特段の指摘は受けておりません。
細かい数字の議論はいたしませんけれども、もうちょっと簡単に言うと、これは、赤土なんてこんなに入れちゃいけないんですよ。私は素人ですけれども、これは赤土に見えるんです。まあ、空母を空母じゃないと言う政権なのでよくわかりませんけれども、これは赤土じゃないとおっしゃっているわけです。 沖縄県は単純な一つのことをお願いしているんです。
なので、赤土むき出しの山が全国あちこちにあります。ということは、けものにとって餌がないので、けものもおりてきます。鳥獣害被害ですね。どんどんあちこちで散見されておるわけでございます。 山が、本来の多面的機能が失われていることで、本当に弊害しかないんですね、災害であったりとか。とにかく、この山をどうにかしないといけない。
○菅国務大臣 今委員は、埋立ての現場で赤土が広がっている、その部分だけ言っています。しかし、その後に、琉球セメントは県の調査を拒否していた、沖縄防衛局が実態把握できていない、実はこういう発言もあったことも、これは事実ですよ。 ですから、事実と異なる発言、先ほど申し上げましたけれども……(発言する者あり)
要すれば、これは、我が党の原口国対委員長、山井代理が沖縄に行って撮ってきた写真ですけれども、辺野古の埋立てに赤土がまじっているんじゃないかという話です。それによって海が濁っているんじゃないか、多分、そういう趣旨の質問をされたかと思うんですね。 事実はともかく、これは見ると赤いですよね。赤い写真が、赤いんです、赤いんです。